田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

保存食

先日のパン教室で

私の顔を見るなり 野菜についての質問が

先生からも一緒に習っている生徒さんからも

矢継ぎ早に飛び出した

去年もらったカボチャがべちゃべちゃだったとか

茄子が大きくならないとか

キュウリがとれすぎて困るとか

野菜の保存法方のことにも話がおよび

パン教室が

急遽

野菜講座のようになってしまって笑えた

今日はゴーヤを料理して

ちょっと多いなと思う分を冷凍することにした

歳を重ねて思うことは

保存はするものの これをちゃんと私が料理できるのだろうか?ということ

だから 私以外の人が見てもわかるようにメモを忘れない

ゴーヤって書いても捨てられるかもしれないけど

おいしい と書いておけばもしかして使ってもらえるかもしれない

自分がこれを料理するときがきたら

時間の余裕のあるなかで機嫌良く保存したことを思い出して

機嫌良く料理ができるに違いない

 

ちなみにカボチャガベチャベチャだった理由は

保存のし過ぎだったと思われます

カボチャは収穫直後は粉っぽくて甘味も少ないのです

日にちをおくと甘く軟らかくなっていきます

緑の皮のカボチャを先に食べる

白っぽい皮のカボチャの方が保存性に優れているのであとに食べる

秋にとれたカボチャは年が変わらないうちが美味しく食べられる期限ではないかと思っています

茄子が大きくならないのは大きくなるための条件が揃っていないということでしょうね

茄子のへたの部分が小さい茄子は いつまで待っても小さいままです 早めに採って次の茄子を育てる方が 木に負担もかからず良いのです

キュウリの保存法方を聞かれましたが 夏野菜は基本寒さに弱いので冷蔵庫には入れません

と言うと皆さん驚いてられました

そもそも農家でとれた野菜をいちいち冷蔵庫にいれるなら とんでもなく大容量の冷蔵庫が必要になります 萎びるのは自然なことと思っています

食べきれないほど採れたときには 喜んでもらってくれるお友達をみつけましょう

塩漬けしても結局食べないじゃないですか

と思いながら私も

塩漬け 

してますけどね(笑)