田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

ありえない食堂

どうした北海道? どうしたニッポン? どうした地球?
 
おかしくないかい この気候  暑いんだよ~~~
 
エアコンなんかないよ 
 
扇風機が一家に一台  扇風機の前で ア゛~~~ とか言いながら涼むんだよ
 
こんな日は(いつもだけど)仕事したくないね・・・
 
避暑に行こう 避暑に行こう~ 海に逢いに行こう~~
 
行った場所は内緒だよ 
 
夏の終わりの海は 人の賑わいもなく キラキラ輝いて 優しく風を運ぶ
 
いいねぇ~~今年は2回も来れたね
 
とーさんの目的はタコだけどね
 
ある町の フ○○ー乗り場の前の食堂に入ったよ
 
確か・・・美味しいという情報をどこかで見た
 
道中 ラーメン屋さんを見るたびに 車を停めようとするとーさんを 何度か制して到着したの
 
店の入り口で もう オーダーは決まった!ここはやっぱり甘エビ丼!
 
中に入るとなんか変 席がいっぱいなの でもお客さんはそんなにいない・・・ 
 
どういうこと?   あ 食べ終わった食器が片付けられていないんだ・・・
 
ハイハイ片付けましょう それくらい・・・忙しいんだね 人気のお店だからね 
 
ラーメン丼と灰皿とコップ 隣の席にずらし テーブルをティッシュで拭いて 自分の席を確保!
 
厨房の中から「あら~すいませんね~」と言うが 片付けには来ないのね~
 
厨房の中は丸見えです おばちゃん3人忙しそうに 先客の丼物作っています
 
次々と運ばれていく・・・そして ついに次は私たちの番ね・・・
 
というところで 厨房の中の動きが急に止まる
 
おばちゃん一人現れて「すいません~ ちょっとお待ちくださいね~」と愛想笑い
 
はは~んご飯が切れたか・・・
 
案の定 程なくご飯の炊きあがる匂いがプ~ンと漂ってくる 
 
もう昼休みも終わるような時間だったからね ご飯が切れるのは仕方のないこと
 
でもね・・・その店 ビックリなことがたくさんあり過ぎだった
 
待っている間 丸見えの厨房の中 なんとなーく見ていました
 
まず変!と思ったのは おばちゃん3人とも 頭に何もかぶっていない
 
普通は何か スカーフとか 帽子とか・・・かぶるでしょ
 
一人はエプロンもしていなかった・・・
 
なんかさ 実家に行って母さんが作ってくれてる・・・みたいな・・・ それが売り?
 
しかも 腕時計 指輪 一人はなんと ブレスレッドまでしていた
 
指輪 腕時計は雑菌だらけって知らないわけ?
 
そんなわけないでしょ? え?知らないのかなあ? ブレスレッド? 論外です!
 
ご飯が炊けるまでの間 猛然と片付けだしたおばちゃんたち
 
はは~ん食器も切れた?  案の定 洗ったそばから調理台に どんぶり並べている
 
わかりやすい お店だ
 
ようやく待ちに待った甘エビ丼! 美味しかったですよ~ エビで丼が埋め尽くされてます
 
漬け物とサラダ 酢の物と味噌汁がついて 1200円というお値段は 花まるじゃないですか
 
イクラ丼も た~くさん びっしり 豪勢に イクラ 載ってましたよ~ 
 
ポイントが高かったのは急須とお湯が用意されていて お茶が自由に飲めるところ
 
しかも ほうじ茶ではなくて 煎茶でした これ とても嬉しいサービスですね~
 
味 価格は 百点満点ですね
 
 
 
 
家に帰ってきてから とーさん ぼそっと言いました
 
 
 
あの店で 盛りつけしてたおばちゃんよ~ 指 なめながらやってたさ~
 
 
 
 
あ゛~~~~~マイナス300点~~~~