田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

蕗を煮た

山菜の初物を料理すると

母さんに食べさせたいなあ と思う

 

去年かなあ一昨年かなあ

妹が母の日に母さんを食事につれていったんだって

小城っていう和食のお店

目の前にごちそうが並んでいるのに

中庭に生えている蕗を見て

美味しそうだ と言ったらしい

山でつましく暮らしていたから

春の山菜はひときわ嬉しく美味しかったんだよね

何よりのごちそうだったんだよね

もう口にいれてあげることも出来ない遠い人になっちゃったけど  今年も母さんのことを思って蕗を煮たよ