田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

おかあさんありがとう

今日は母の日ですね

結婚して30数年 

私はお母さんのことを忘れていたわけではありませんが

お母さんのために特に何かしたということはありませんでした

本当に出来の悪い嫁で申し訳ありません

嫁いで30数年(正確なところがわかりません)にして初めて

お母さんに仏花以外のお花を買いました

お母さんに直接手渡すことはできませんが

心を込めていけました

見てくれたでしょうか?

私がバアサンになって(すでになってますが)そちらに行ったとき

39歳のお母さんに 

はじめまして ふつつか者ですがどうぞよろしく と

ご挨拶したいと思っています

そのときは笑って会ってくださいね

お母さんに会ったら私 聞いてほしいことがたくさんあるんです

もちろん あなたの息子さんのことですよ

今日も仕事中に バケツに入れてあった液肥

うっかり私がひっくり返してしまいました

うっかりですよ

うっかり

それなのに 息子さんと来たら

何やってるんだ!馬鹿たれが!!

と言ったのですよ

私だって一生懸命動いていて 

たまたま引っ張ったホースが引っかかってバケツがかやっただけなのに

そこに置いた俺が悪かったね などという言葉は期待しても無理ですが

馬鹿たれ はひどすぎますよね お母さん

お母さん あの時 中学生だったあなたの息子さんは 

こんな大人になりました

でも安心してください 

そこそこ仲良くやっています

お母さん 息子さんを近くに呼びたくなっても

ぐっとこらえてもう少し待っていてくださいね

私たちがおそばに行くまでのあいだ 63歳でそちらに行ったお父さんと

仲良く見守ってくださいね

そしてときどき 私たちを叱りに来てくださいね

感謝の手紙のつもりが お願いの手紙になってしまいましたね

おかあさん いつも見守ってくださってありがとう


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