田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

こうして近所の仲が悪くなる

あれは春のことでした
 
いつものゴミステーションで 近所のおばちゃんたちが 井戸端会議中でした
 
みーがゴミを出しに行くと 
 
「最近ビンとカンを一緒の袋に入れて出してる人がいるんだわ 
 
収集車が持って行かないからさぁ 
 
ウチに持って帰って次の収集日に分けて出してるのよ」と言う
 
「あら?ビンとカンは一緒でいいはずだよ みーはいつもそうやって出してるよ」
 
「あ!犯人はあんたかい? 困るよ~ 収集車が持って行かないんだよぉ」
 
「あらぁ~ごめんなさい勘違いだったかしら~以後気をつけますから~」と言って
 
家に帰って 即 市役所に問い合わせると やっぱり みーが正しかった
 
単なる収集車の積み忘れだったようだ
 
無理もない ここは田舎区域だから収集車は週に一度しか来ない
 
一枚のネットの下に 燃やせるゴミから燃やせないゴミ 複数の資源ゴミまでもが
 
ごちゃ混ぜに置かさるシステムになっているのだから
 
すかさずみーを犯人扱いしたおばちゃんに報告の電話をしたのは言うまでもない  
 
 
今年3月までは 紙の資源ゴミは月に一度の収集でした
 
それが4月からは ちょっと変わって 
 
紙の資源ゴミと 燃やせないゴミの収集は互いに一週おきになりました
 
燃やせないゴミと紙ゴミを出す日は だぶらないのです
 
同じ日に出しちゃ いけないのです
 
同じ日に ステーションにあってはならないのです
 
ところが紙ゴミの時 いつも燃やせないゴミの袋があるのです
 
みーは 例のおばちゃんに言いに行きました
 
密かに そのおばちゃんが そのゴミの主ではないか思ったのと
 
そのおばちゃんに言っておけば 近所中に広まると思ったから
 
4月からゴミの出し方が変わったのよ でも間違えて出してる人がいるようなので
 
気をつけてほしいと思って・・・ とやんわりと言いました
 
あら!そう?私はまだ今日は出してないしね 
 
通りすがりに置いていく 知らん人もいるしね 誰だろね~
 
と おばちゃんは言いました
 
次の週からは ゴミの出し間違いはなくなりました
 
 
そして昨日のことです 昨日は週に一度の収集日でした
 
みー家はゴミステーションから離れていますが 
 
作業小屋はステーションから道路を挟んで向かいにあります
 
午後3時頃その作業小屋で トラクターから作業機をはずし そこに置きました
 
その時にはステーションのゴミは収集されてました
 
午後5時に小屋に行くと さっきはずした作業機に 何やらぶら下がっています
 
袋にスプレー缶が3個・・・ そして張り紙が
 
「燃やせないゴミが混じっていました」 と
 
ビン カンは 半透明の袋に入れてOKですが 燃やせないゴミは有料袋に
 
入れなければなりません うっかり誰かが一緒に入れて出してしまったのでしょう
 
張り紙は収集車の人が貼ったものでしょう
 
しかし その人が ウチの機械にぶら下げるわけがありません
 
見覚えのないスプレ-缶
 
ムッとしながらステーションに戻しました
 
 
こうして 近所の仲が悪くなるのですな