田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

鹿児島黒豚味噌

昨年 旦那が鹿児島へ研修旅行に行った

その時の数あるお土産の中で 家族みんなが 美味しい美味しいと

たちまち食べてしまったのが 瓶詰めの黒豚味噌

はっきり言って 旦那が買ってくるお土産はいつも あまり家族にウケない

それが この豚味噌だけは 絶賛だった

どうでもいいものはいっぱい買ってくるのに これはたった1個だけだった

いつかお取り寄せをしようと 私は空き瓶を洗ってしまっておいた

時折「あれ 美味しかったねー」と食卓の話題に上った

大きなスーパーで 似たようなものが売っていないか 探したこともあった

しかし ない

ついに先日息子に頼んで ネットでお取り寄せ

ただ肝心なところで いつも抜けてる私

しまってあったはずの空き瓶が見つからない

「どれにする?色んなのあるよ」

「どれもたいした変わらんべさ どれでもいいよ あ 安いの!」

6個注文してみた 届いた 食べてみた

あららら  違うな~これ  うーん前のはもっと甘かった

いやいやもっとしょっぱかった 肉ももっと軟らかかったよね

と 家族の間でも散々…

私達の加工場でも 味噌の加工品として 

なんばん味噌 というのを作って販売している

同じようなグループが同じようなものを作って販売している

イベントなどで販売していると 「○○のなんばん味噌ありますか?」

と 商品を指定して買いに来られるお客様がいる

「あ そこのは今日は来てませんよ 私達のも美味しいのでいかがですか?」

と言ってみるものの 味見をしてもらっても 首を傾げて立ち去られる

今回の黒豚味噌の一件で 

首を傾げて立ち去ったお客様の気持ちがよくわかった

今になって空き瓶が出てきた

6個完食したら今度こそ 間違えずに頼もう