田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

特別栽培米を育てています

みー家は お米農家です
 
今日は特別栽培米のグループの集まりがありました
 
特別栽培米とは なんぞや? 早い話が 作るのにとてもお金のかかるお米です
 
しかし 有機栽培米ではありません 残念ながらそこまで根性入ってはいません
 
除草剤も使いますし 農薬での病害虫防除も普通栽培より回数は少ないですが 行います
 
肥料は すっごい高い有機肥料を使っています(化学肥料も使っています)
 
インドネシア原産の コウモリの糞?が化石化したものが主原料
 
稲刈りは個人で行いますが その後の乾燥は 個人でやるのは途中までです
 
仕上げは 農協の施設で 何件かの農家から運ばれたお米を混ぜて乾燥し 
 
もみすりをして 均一な品質にして 製品になります
 
当然そこにも 自分で仕上げるよりは 余分なお金がかかります
 
今日は特別栽培米の生産者と
 
消費者(特別栽培米を年間契約で買っていただいているお客様)との交流会でした
 
お米を育てている田んぼを見てもらい 
 
焼き肉食べ放題 生ビール飲み放題
 
帰りには 
 
段ボールいっぱいの 持ちきれないほどの 野菜の詰め合わせのお土産つきです
 
この費用だって 農家みんなで出し合って居るんですよね
 
「あら!今年は野沢菜はないのね?」というお客様・・・
 
カッチ~ンと・・・しません しません 
 
大切な大切な お米を買っていただくお客様ですもの
 
申し訳ございません と謝るしかありませんね
 
お米を買っていただくにも こうした努力が必要な時代です
 
だからって 特別高い価格ではありませんよ 
 
生産にかかる費用は 多分赤字でしょうね・・・
 
何のためにそんなコトしてるの?と笑う同業者も居ます
 
みー家の水稲作付けの全体のうち 一部だけ そういうお米を作っています
 
とーさんは これからの時代はそういうことが大事なんだ といいます
 
みーは半信半疑・・・
 
いつの日か  私たち 正解だったね と喜び合いたいものです