田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

同窓会・母校の掟

クラス会があると 率先して出席する方です
欠席すると何いわれるかと思うとね 笑
しかし同窓会なんてジイサンバアサンの出るものだと思ってて
今まで出席したこともなく 気に留めたこともありませんでした
それが昨年 農業関係の研修会のとき
「同窓会あるから出て」「チケット買ってね」と高校時代の先輩から声がかかった
あぁ自分もバアサンになったのだ・・・
また別の研修会でもその先輩が来ていて
「頼むよ 同窓会 チケットもね」と念押しされる
まあ それもバアサンのつとめなら仕方ないか・・・と思った
 
そのとき 近くにいた全然知らない人に
「あなた55歳かい?」と聞かれた どうやらその人も母校の大先輩らしい
そこで初めて 同窓会・母校の掟を知ったのだった
「うちらの学校は55歳になったらその年代の人が全体の同窓会の幹事をやることになってるの 各クラスから3~4人くらい出て準備するのよ 毎年時期も場所も決まってるの 幹事になった人は次の幹事候補を捜すの これが大変でね
え~~~?そんな掟があるんですか~~~?
ただ同窓会に出ればいいんだと思ってた・・・
うーん チケット2枚予約しちゃったよ・・・
だって一人じゃイヤでしょ
私には誘うアテのあるみゆきがいた
連絡を取るとみゆきは・・・すでに別ルートでチケットを買っていて
あなたを誘おうと思っていた・・・といわれた
え~~~~~?
土曜も仕事の弘美は誘えない
数少ない友達・・・次が浮かばない
そうだ!とーさんが居るじゃないか!
とーさんもクラスは違えどれっきとした同級生!
しかしとーさんは・・・
正月に降った大雪で 毎晩毎晩先の見えない仕事に出ている
しかも同窓会が予定されている頃にどうしても休まなければならない用があって
それも言い出しにくいのに・・・と言う
 
年賀状のやりとりしかしていない同級生にいきなり電話をかけるのも気が引ける
ところが昨夜・・・
年賀状のやりとりしかしていない純一からからいきなり電話が来た
純一はとーさんのクラスメイト 私もよく知っている
同窓会があるんだけどよ~
知ってる知ってる!とーさんは私がキープしてるからご免ね と断る
この際 クラスの違いなど言ってられなくなって 私も電話をかける
しかしそこにはすでに純一の手が回っていた
ああ・・・こんな掟をもっと早く知っていたなら
早々に手を回しておくんだったのに
あとはとーさんを拝み倒して行ってもらうしかないか
同窓会は2週間後・・・