田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

眠れない夜に

札幌のホテルの部屋は とても乾燥していて のどをやられました

時々咳に悩まされながら 昨日のスケジュールをこなし

夜 半身浴で暖まり 咳止めを飲んで寝ました

夜中 薬の効き目が切れたのか 咳が出ます

隣に寝ている旦那がうるさいだろうから 起きてまた咳止めを飲みました

ベッドに戻ってもなかなか咳が止まらず すると旦那の手が伸びてきました

何?こんなときに いやらしい!  と思ったら

その掌は 私の胸でピタリと留まりました

暖かい大きな手が 喉の下のつらいところを温めてくれていました

ちょうどその時 昔 子供たちが風邪を引いて 

咳がひどかったときのことを 思い出していたのでした

大根をみじん切りにして 水飴を混ぜておくと 

大根からも水分が出てきて それが咳止めによいのです

それをスプーンで飲ませたり

熱い蒸しタオルを 触れる程度まで冷まして 胸や喉を温めてやったり

そんなことを思い出しながら 

熱い蒸しタオルがほしいなー でも自分で用意する気力はないなー 

と思っていたところでした

温かい心と掌がとても良く効いて その後はよく眠れました

手当てって言葉がありますが 

本当に手を当てるだけで エネルギーがもらえて 

元気になれるものですね ふたりっていいね 感謝でした