田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

突然倒れた

人間ではありません

玉ねぎです

一昨日まで立っていたのに

昨日畑に行ったらバタバタと倒れていました

イメージ 1

なにか獣に荒らされたのか?と一瞬思いましたが

玉ねぎって 収穫時期が近づくと 自然に倒れるらしいですね

玉ねぎを作るようになってまだ数年ですが(自家用だからほんの少し)

こんな光景を見たのは初めてです

今までウチで作った玉ねぎは倒れませんでした

それは 根性があったから とかいうことではなく

玉ねぎの廻りが雑草で覆われていて 

玉ねぎが倒れたくても 倒れられなかったのです

収穫のときは 雑草をかき分けて 

直立したまま枯れている玉ねぎを探し出すという作業でした

当然そのような玉ねぎは大きくもなく 

丸ごと料理に使えるくらいのサイズでした

今年はマルチで草対策をしたのが功を奏したのか

まあまあの大きさまで育ちました

こちらはジャガイモ

イメージ 2

もう かなり枯れてきています

長雨の影響で 病気にかかったんでしょうね

掘ってみるとやはり クズ芋が多いです

イメージ 3

プロの(販売している)農家さんは 農薬で防除をするのでしょうが

自家用野菜にはほとんど農薬は使いませんわ

農家さんって販売する作物には農薬使うのに

自分で食べる分には農薬使わないんですね

売る分も無農薬で作ってくれたらいいのに

なんてことをたまにネットで見たりしますが

自家用の作物に農薬を使わないのは

お金にならない(販売しない)物に お金をかけてられないからです

農薬は高いのです

作物ごとに使える農薬使えない農薬 細かい決まりがあります

それらの農薬をすべて揃えていたら 

野菜を買った方が安上がりになるわ

もちろん 農薬が嫌で使わない人もいるでしょうけどね



今年 茄子には農薬使いました

昨年はバッタの餌食になって

半分以上が

イメージ 4

こんなふうに虫喰い(もっともっとひどかった)になって

人間も傷にはカサブタができるように 

茄子も傷の周りは固くなります

こんな茄子で漬物をつけても美味しくありません

農薬によってバッタから守られた茄子で

イメージ 5

美味しい漬物ができました