田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

買っちゃいました オ コ メ

稲作農家なのに お米買ったの 農協から…

今年穫れる新米から お買いあげの約束のお客様から電話が…
「ねえお米なくなりそうなんだけど まだないの?」
「申し訳ございません 今年は刈り取りが遅れそうなのでまだなのですが・・・」 
「じゃあ去年のお米でもいいわよ 持ってきてくださらない?」
「あいにく もう在庫がなくて 新米は来月中旬くらいにならないと…」
「アラ そんなに遅いの? なんとかならないの?」
「申し訳ありませんが お待ちください」
「いや~ お仲間で誰か持っている人いるでしょ」
(う~ん そこまで言うか )

というわけで 農協のスーパーから玄米30キロ買って
精米してお届けしました

利益はありませんが お客様を逃したくないので
そんなことも致します

初めてのお宅への配達は 夫に一緒に行って貰います
方向音痴の私 カーナビがあってもたどり着けません
ナビの案内は機械的で冷たく 「まもなく 目的地付近です」
と言ったきり おしまいで 薄情なもんです
「え~ ここからが肝心でしょ!」といつも ツッコミを入れる私

その点 旦那は人間です 血の通った対応をしてくれます
今日も配達の帰り道 私が
「なんか 美味しいもの食べたいね~」と言うと
「なんかって何よ?」と旦那
「う~ん 私の作ったもの以外のもの」
「う~ん それじゃあ 俺が 君のために カップ麺の蓋を開けて
お湯を入れてあげよう」

あ~あ ホントに優しい~旦那で良かったぁ~