田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

親の言葉

入院している妹は 今たっぷり時間があるものだから いろんなことをLINEで言ってくる

驚いたのは

「子供の頃に親が あんたは一号橋の下から拾ってきた子だ って言ったのをずっと信じていた 自分だけ姉妹と顔が似てないし小さい頃の写真もなかったから」と言ってきたことだ

いつまで信じていたのかはわからないけど

橋の下から拾ってきた とは昔の親はよく言ってたかもね

妹は素直だったんだね それを信じて傷ついていたんだね

 

その話を今日会ったばばちゃんに喋った

妹の母親だ

ばばちゃんは開口一番 

そんなこと誰が言ったの⁉️

ってビックリしてた

親が言ったに決まってるでしょ

だから小さいながらに胸を痛めていたんだよ

ねえ

親には全く自覚がなかった 

妹は小さい頃から身体が弱く病院とは縁が切れなかった 一度は今夜がヤマですといわれたこともあったらしい

 

妹がそう思ってたって 

と姉にもLINEで喋ったら

姉は

あの子が一番母さんから大事にしてもらったんだよ

と言う

それなのに当の本人は 拾われてきた子だと思っていたなんて

親の軽率な一言がずっとずっと心の隅っこに消えないで残っていたんだねえ

 

私はもっと大きくなってからだったなあ

育ての母から

「あんたは何も満足に出来ない子だねえ どうしようもないね」

と高校生の頃に言われた

こんなことを言われてグレなかった私を褒めて褒めて(笑)

 

私も うかつに子供の心を傷つける言葉を言い放ってきたのかなあ 言ってるよねきっと

怖くて子供には聞けないなあ(笑)