田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

久しぶりに図書館へ

予約していた歯医者さんへ行ってから

久しぶりに図書館へ行って来ました

姪っ子がFBで 平松洋子さんの本のことを書いていたので

どんなものか 読んでみたくなったからです

平松洋子さんの本は一冊しか見つけられなかったけど

いろいろ借りてきました

20冊まで借りられるそうですが そんなには選びきれませんでした

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歯医者の予約は10時半でした

それから図書館にまわってから帰るとお昼までに帰れないと思って

お昼ご飯の支度をしてから出かけました

ニラの卵とじとチキンナゲットを焼いておきました

両方とも鍋に入ったままで置いていきました

私も帰ってから食べるつもりだったので

チキンナゲットは鍋の中で3人分に分けて寄せておきました

とーさんが三つ 息子も三つ 私の分は二つでいいや・・・

帰ってきて フライパンのフタを開けると

チキンナゲットが三つ残っていました

小さな幸せ  笑


ところで 平松洋子さんのことを書いていた姪っ子の文章がとても良かったので

ここに勝手に転載させてもらいます 見てたらごめんなさい

姪っ子は 理数系の学部を専攻したのですが 文系もなかなかだと思います

将来が楽しみな二十歳です


姪っ子のFBより

 最近平松洋子さんのフードエッセイをよく読んでいる。
試験の準備の合間にさらっと読めるので選んだが、おいしい料理がひたすら出てくるので、とにかくお腹がすいてくる。
それと同時になんだかいろいろ料理が浮かんできた。
 他人からはなんでもないが、小さいころから食べてきた思い出の料理がこの本読んでいるとよみがえる。
兄弟そろって翌日のお弁当の分まで食べつくした母のきんぴらや、器のふちまでなみなみと注がれて、お祈りと同時に修行のように飲みほした父の味噌汁。
普通の料理だが、なんだか強烈に記憶に残っている。
次から次へといろいろ出て来る。どうかもう少しお付き合い願いたい。
 春になると、旭川の祖母の家に行きたくなる。
遊びに行くと必ず、祖母、おば、母の”女衆”が作った野菜料理が「これでもか」と出されて、子供たちがかっ込む中、横では祖父たちがお酒を飲んでいる。なんだかちょっと楽しそうだった。
 栃木の祖父母の家では鮎の塩焼きと甘露煮が出てきた。小説で格好いい大人が食べていた憧れの味だった。それに1年前に、祖父が連れて行ってくれた江戸の(気分では東京ではないのです。)お蕎...麦屋さん。あこがれの場所は少し大人に近づいた気分で嬉しくって気恥ずかしかった。食べ物には幸せな記憶がついてくる。
 弟の生まれるとき、産婦人科で買ってもらったバナナオレ、10数年前曽祖母の作ってくれた銀杏の入った何か、はじめて魚ーなまこーをさばいたとき、手順を教えてくれたおばちゃんが口に入れてくれたナマコのこのわた、味や見た目が薄らいだものもあるけれどあの時の感動と思い出はどれもくっきりと残っている。
 本一冊でなんだか一人幸せに浸っていた。一息ついてふと危機感が2つ。
私はこうした料理をしっかり作れるのだろうか。
そして、レポート6つは締め切り前に完成するのだろうか。