田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

門外不出

実家の母が
 
「カボチャのタネがほしいのだけど ここらへんでは手に入らない珍しいモノだから
 
インターネットで買ってくれないかい」 と言う
 
「わかったよ~ なんていうカボチャ?」「すくなかぼちゃって言うの」
 
聞いたことありませんね~
 
というわけで早速調べましたら 岐阜県高山市の伝統野菜 とのこと
 
細長いひょうたんのような形をしたカボチャらしい とても美味しい らしい
 
是非みーもタネ買ってまいてみよう と思い 
 
タネ屋さんのホームページを色々見てみるものの 目的の物はどこにもない
 
それからさらに調べ 岐阜県のタネ屋さんに電話をしてみた   
 
 「すくなかぼちゃのタネ…」までしか言ってないのに
 
オジサン早口でまくし立てる 
 
「あ~それはね~$#&%#”!~’&%$#だから 門外不出なの どうしても
 
作りたかったらそのカボチャを買って自分で種を取るんだね」と教えてくれた
 
お礼を言って電話を切って 母にそのことを伝えた すると母は…
 
「わかった~まずは カボチャを買うことにするわ」と言う
 
え? ネットで見たらけっこう高いし
 
だいたいそんな珍しいモノ 母はどこで買うつもりなのだろう?
 
「売ってるところ 知ってるの?」
 
「うん 隣で作っていてさ~ タネをインターネットで買ったって言うから~」
 
あらそう? 隣で…ですか
 
とんだ門外不出…ですね