田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

とても好きな軍手

農閑期の今頃 地域の会館に集まって

農協が斡旋する業者が順に回ってきて商品を販売する という日が

一年に一度あった

お客さんには農協からパンと牛乳が配られる

業者は 農作業衣料品、寝具、調理器具、健康食品など

各社持ち時間が2時間くらいずつあって 

そのあいだに弁舌をふるい 売りまくっていく

健康食品の会社の営業マンは皆 過去に大病にかかっている

それがこれを飲んだおかげでこんなに良くなった と唱う

健康に自信のある人なんていない

飛ぶように売れる

寝具も同じ 電気を通してイオンナンチャラが発生する などという

何十万もするものがよく売れていた

あっちの会館で誰それさんが買って 良かったからと親と姉にも買った

などと語って 上手に虚栄心をあおる

若くて元気でお金がなかった私は そういうものには騙されなかったが

調理器具は色々買ったなぁ

たいていのものは使いこなしたけれど

最大の失敗は豆乳製造器

何度か使ったが 

音がうるさいのと出来上がるまでに時間がかかりすぎて

お蔵入りとなった

しかし高額だったためまだ捨てられず・・・

何十年もそんな販売を続けていると 

さすがにみんなだんだん買わなくなり 

会館に集まることはなくなった

今は 作業衣料の会社だけが 

日を決めて農協に商品を広げるようになった

農家人口は減り ホームセンターが充実している今 

この会社も大変だろうなと思う

私も今年買ったのは この軍手だけ

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この軍手大好き

何故良いのか

語ると長くなるので

今日はこの辺で