田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

会いたい人と行きたい場所

昨日のブログで

会いたい人に会いに行く てなことを書いた気がする

会いたい人はたくさんいるけど 

いきなり相手の都合も聞かずに行くわけにも行かず

母のところへ行くには自分のパワーが満充電じゃないと行かれない気がするし

いつでも笑って迎えてくれるのはばばちゃんくらいなもので

行きたい場所といったって 迂闊に出歩けない昨今

けっきょくのところ

ばばちゃんを誘って 今は空き家の実家と

やはり空き家のばばちゃんの元の家を訪ねてみた

ポカポカと春の陽気 暖かい日だったけど

家とは 人が住まないとなんて寒々としているのだろうか

戸を開けて風を入れて 様子をうかがって

この家はもう空っぽだなぁ

この家にみんなの笑い声が響くことはもうないのだろうなぁ

いつか母が死んだら

母が死んだときにはこの家に連れてくることになるのだろうか?

まだなんでも揃っているけど

二階の押し入れの布団は ネズミに囓られていたなぁ

食品は一切捨てた

電話も切り ガスも解約した

母は それでもここに帰ってきたいんだろうなぁ

妹は何というのかなぁ?

87歳かぁ~

いろいろ考えておかなければいけないお年頃だなぁ 

おっと!母はまだまだ元気です

自分の足でしっかり歩いて 認知はあるけど感情は正常

認知で いろいろおかしなことは言うけど

喜ぶべきところでは喜び、人を心配したり怒ってみたり

あ~早く母を家に一度連れて行きたいものだ

そうすれば妄想の呪縛から解き放たれることがあるかもしれないのだ

コロナ騒ぎで外出禁止となったのが母の妄想に拍車をかけているように思う