今年3月 静岡旅行へ出かけたとき
今は姉の住む松本に同居しているババちゃんとも現地で合流して
ともにルーツをたずねる旅をした
ババちゃんは そのまま 私たちと一緒に旭川へ来て
妹夫婦が管理してくれている 自分の家で暮らした
ババちゃんが松本へ行って丸3年
暖かくなると毎年旭川へ来て何ヶ月か過ごしていたが
今年はもう最後かもしれない と
いつもより長く旭川ひとり暮らしを満喫した
来月の初めには松本に戻るというので
一目会ってお別れを言ってこようと
朝ドラより早く家を出た
とーさんが 今生の別れに行くのか? と冗談を言ったが
まさにそんな気持ちだ
ばばちゃんは 今年が最後かもしれない・・・と手みやげを持って
友達や親戚のところを巡り歩いた
ババちゃんは そうやって毎年 今生の別れをやっているので
心残りなく死ねるだろう
ババちゃんの家で朝ドラを見たが
ババちゃんが沈黙できる時間は10分だけ とわかった
ラストもう少し ってところで やいのやいのと喋りはじめる
それでも私の気持ちは満たされて 帰ってきた
帰ってきたら 稲刈りが始まっていた
が それも雨に阻まれ
それから
籾すりの後に再び出直して
なんとか午前中に気がかりだった一枚の田んぼを刈り終えた
また雨が降っている
今日はもうこのあとは 籾すり三昧だな