田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

ニシン漬けのために

冬の話ですが ニシン漬けが好きで どう漬ければ美味しくなるのか
何度も失敗を繰り返して 
近年ようやく まあまあな味に漬けられるようになりました
我が家では漬けた次の日から ちょっとずつ出して食べます
ほとんどサラダ感覚です
飴色になるくらいによく漬かった頃にはもう誰も食べません
だからニシン漬けに使うキャベツは軟らかいキャベツを使います
軟らかいキャベツの中でも品種にこだわります
 
そのキャベツを なんとか自分で育てたいと思って 
毎年タネを蒔きますが なかなかうまく育てられません
たいていは自分で育てた苗をそのまま実家に持って行き 
育ったら返してもらうという作戦で今まで手に入れてきました
しかし母も高齢なので そうそう甘えても居られません
 
一昨年は青虫に食われないように 植えてすぐネットをかけたら
暑い日が続き 気づくと暑さで皆枯れていました
 
昨年は少し大きくなってからネットをかけたら
すでに蝶が卵を産んだ後だったらしく
ネットを剥がしたときには キャベツは葉脈しか残っていませんでした
 
いつも苗作りだけはうまくいくのに 今年はそれすら失敗でした
土をいつもと違うものを使ったせいか なかなか大きくならず 
そのうち あちこち虫に食われました
それでも畑に植えれば元気になるかと 
植えましたが その後サッパリ雨が降りませんで 
枯れはしないものの なかなか大きくなりません 
おまけに根切り虫にやられて次々消えていきます
 
漬け物シーズンになると 
畑一面に大きなキャベツが育っているのをテレビが映し出します
さすがプロですね もちろん農薬も使っているのでしょうが 
農薬を使うタイミングとか薬の種類とか よくわかりませんで
農薬も同じ物ばかり使っていると虫に耐性が出来て効かなくなるようです
わずかばかりのキャベツに何種類もの農薬を買うのもね・・・
 
カラカラに乾いていた畑に 今 待望の雨が降ってきました
この雨で しっかり根を下ろしてくれることでしょう
今年こそなんとか収穫までこぎ着けたいものです
 
ちなみに 実家のキャベツは今年も順調なようで・・・