田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

ブンブンブン

ブンブンと蜂が飛ぶ
 
蜂は花の蜜を集めてばかりいるわけではない
 
自家用の野菜ハウスの中がものすごいことになっている
 
赤く熟して食べきれないトマトに 蜂がかぶりついている
 
何羽もたかってトマトの表面が削り取られている
 
どん欲にどう猛に食らいついている
 
この蜂はどこから来るのか?
 
どこに巣があるのか?
 
巣は・・・
 
案外身近な ウチの納屋の屋根裏にあった
 
去年のとその前の年のと並んで3個目
 
今年の巣は飛びきりでかい
 
とーさんが言う
 
お前のせいでこんなに大きくなった
 
俺が大きくなる前に退治をしようと思ったら 
 
放っておけと言ったから あんなにでかくなった
 
あら!私のせいだったのかい?
 
確かに夏の初め 放っておきなと言った 
 
今は物置にしか使っていない納屋の それも高い高いところで
 
昔は下に物があったから 近づくことも出来たけど 
 
今は足場になるものもない
 
蜂の危険より とーさんが落ちる危険の方が大きいと見て 私は言ったのだ
 
 
ウチの完熟トマトをたらふく食べて 
 
そこから出来るハチミツはどんな味がするのだろう?
 
自然の蜂の巣からハチミツを採ることは出来ないのだろうか?
 
蜂は冬はどうしているの? 蜂の巣は?  
 
蜂の子っていつ獲れるの? 高級食材なんでしょ?
 
とーさんに殺虫剤なんてかけさせるものか!