先日行ったJAの支所の金融窓口での出来事です
そこはよく行くところで 職員もお客さんも皆顔なじみです
先客がいました 沢田(仮名)のばあちゃん
沢田のばあちゃん窓口で 電話で喋りながら 定期を解約するところでした
職員が言います「それでは 解約したうちの35万を現金で…残りを沢田さん
の普通預金口座に入れますね」と言いました
普通は 他のお客さんに聞こえないように ヒソヒソ声で喋るのでしょうが
相手は沢田のばあちゃんです ヒソヒソ声では聞こえません
狭い事務所 みーにも丸聞こえ…
その時点では 沢田のばあちゃんが定期を解約して
35万の現金を持ち帰る という内容のやりとりでした
沢田のばあちゃん そこで一旦受話器を置き 電話を切りました
ところがまたすぐ窓口の電話が鳴り
窓口の職員が「沢田さん また息子さんから電話ですよ」と言います
沢田のばあちゃん「ん?口座番号? 口座に入れるんか? ん わかった~」
と話しています みーは黙っていられなくなりました
「 ホントに息子かい? オレオレって言ってないだろーね~」
と冗談っぽくツッコミを入れてみました
沢田のばあちゃん笑いながら
「おいおい オレオレでないかって言われとるよ」と
電話の相手に喋っています 窓口の職員も笑っています
みんな笑ってる ホントに息子さんなんだ…と自分を納得させたみー
でも でも みーの中にはモヤモヤが残っています
沢田のばあちゃんの手から受話器を取って
「合い言葉 言ってみろ!」とか 「ばあちゃんの身長何センチだ?」
とか聞いてみたかった まあ 合い言葉は知らないけど
沢田のばあちゃんは 背が高いので…
何か息子である証拠を突き止めたかった
そんなこと言ってみても
みーは 職員でもない 何の権限もない ただの通りすがりの 顔見知り
それ以上 何も言えなくて 自分の用事を済ませて帰ってきた
あ~モヤモヤする~