普通の営業マンは
ピンポ~ン ご主人いますか~? と言います
ご主人がいなければ ハイさようなら です
ところが普通じゃない営業マンは
(客が農家の場合)
こんにちは~ どうですか?お仕事順調ですか? 作物元気に育ってますか?
などと奥様に聞きます それから ところで今日はご主人は? と聞きます
そこでご主人がいないときには さらに奥様と世間話を続けます
世間話は大事です どうでもよい話をしながら 奥様の言葉の端々から
何が足りないのか 何に困っているのか
その家の状況を それとなく探るのです
奥様の心をつかんだ営業マンは あとは楽です
ピンポーンと来て ご主人が在宅のときには どうぞ~
と家に入れてもらえるでしょ あらかじめ奥様と世間話をしていた営業マンは
ご主人とも話の糸口が出来て 会話も弾みます
奥様には 直接 決定権はありませんが
ご主人をその気にさせることは得意なはずです
将を射んと欲すれば・・・ですよ
かつて みーと延々と世間話をして帰る営業さんが居ました
今 出世されました
ある農機具メーカーの営業さんは 単刀直入に聞いてきました
「何か欲しい物ありませんかぁ~?」
みーは答えました
「息子に嫁を・・・」
営業マンは答えます
「あいにく当社では ナマ物は 扱っておりません」
これくらいの言葉のキャッチボールは楽しみたいものです
せっかく訪ねてこられるのですから 少しは会話していって下さい
まあ状況によりけりですけど…忙しいときにはすぐ帰って下さい(爆)