田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

生きてます 元気です

今月から火曜金曜の午前中だけなんだけど いこいの家 という老人の会が始まり、わが地区は冬の間だけなんだけど

けっこう忙しいよね。会館の鍵をあけてストーブに火をつける係だからさ。

その合間に加工の集まりがあって 餅つきをしたり

岐阜のいとこが 私の母へ大好物の干し柿を手作りして送ってくれたので

入院中の母に面会を申し込み

密かに隠し持った干し柿を小さく切ったものを口に放り込んできたりしました。

昨年夫が入院中は面会もできず、差し入れの物も中身をチェックされました。

母は入院している病院も違うし、病状も違うし、コロナもインフルエンザと同じ扱いになりましたが、どうなのかな?食べ物の差し入れは?どうなのかな?

聞いたらダメって言われるかも

と思ったら せっかくいとこが多恵ちゃんにと送ってくれた干し柿をなんとか一口でも食べさせたいと思うじゃありませんか。黙って持っていきました。

母に丸まる一個の干し柿を見せて 食べる? と聞くと

半分寝ぼけてる母は あとで と言いました。 

母さん!あとは無いんだよ!

今しか無いんだよ!

幸い斜めになるまで上体が起こされていました。

予め小さく切って持参した干し柿を口に放り込みました。

母は一口の干し柿をいつまでもいつまでも味わっていました。

今度は食べたいと言った果物を忍ばせてまた会いに行こうと思っています。