田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

初ものだ〜い♪

今年は早々に椎茸が出て

おまけに行者にんにくも顔を出してきたので

 

毎年恒例ジンギスカンに入れて食べた

野生の行者にんにくはもう何年も食べていない

ばばちゃん(生母)の家で植えてあったのを

根っこ付きでもらったり

母さん(養母)が植えてあったのを

家を解体したあとに少しずつ掘ってきては

うちの畑に植えたものを育てて

大事に大事に食べている

一回はジンギスカン

一回は天ぷらにして

この時期 年に2回だけ食べる

でもさぁ

年々香りが弱くなっているような気がするんだ

野生のはさ

採って台所に持ってきて置くだけで

あの強烈なニンニク臭が家中に満ちて

くっせーなあ オレ明日ヒトと会うんだぞ

とか文句を言われながら

だけどそう言っててもあんた絶対食べるよね

って毎度おなじみの光景も今日は無かった

やっぱさ〜

山菜ってさ

有るか無いかわからないときから様子を見に行ってさ

足元滑って川に落ちそうなところや

熊の糞や足跡を横目に見ながら

ドキドキして秘密の場所に向かってさ

ちょうど良い大きさのに出会えたら

ひとまずそこで踊ってみたりしてさ

そんなふうにして

やっと手に入れたものじゃなければ

あの感動する強烈な味と香りには

出会えないんだろうなあ

と今夜 

思ったのよ