田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

日本一優しいお店

ここのJA支所のスーパーでは
 
一人で買い物に来られないお年寄りを 
 
スーパーまで送迎するというサービスを  週に一回 行っています
 
昨日はその 週に一度の日で
 
いつもは閑散としている店も  おばあちゃん達で賑やかでした
 
レジにも順番待ちの列が・・・
 
そこで一人のおばあちゃんが千円札を2枚出して
 
「すまんが両替してくれんかね?」
 
「いいですよ~」とレジのお姉さん
 
「じゃあ五百円札にしてちょ-だい」
 
「・・・・・・・・・ おばあちゃん・・・・(気を取り直して) 今ね五百円に換えるとね 
 
お札じゃなくて 硬貨になるけどそれでもいいですか?」
 
「・・・こうか?・・・高価? 換えてもらうのに別にお金がかかるのかね?」
 
「・・・・・・・おばあちゃん・・・・(再び 気を取り直して) そうじゃなくてね 
 
今ね五百円はお札じゃなくて 五百円玉なの・・・ これ見て! これに換えますか?」
 
「いや・・・札にしてほしいんで・・・」
 
「・・・・・・・おばあちゃん・・・・(再度 気を取り直して) 今ね 五百円ってお札はないのよ」
 
「そうか・・・・それじゃ 千円札にしてくれるか?」
 
「おばあちゃん・・・」
 
延々と続くのであった