田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

老人

雨が降ったりやんだり
 
降ったり降ったり・・・で4日目
 
川の流れも今日は忙しい
 
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逆に人間は暇だ
 
この天気で 蕎麦刈りも出来ず 
 
稲刈りにもまだ早い
 
お!キノコの気配
 
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落葉キノコはまだかな?
 
道路のすぐそばに 小さな林があって
 
狭い場所なのに
 
時期になってそこへ行けば必ず採れる
 
いつも近所の元気なばあちゃんが
 
あんたんところでキノコ出はじまったよ~
 
と教えてくれる
 
教えてくれるだけではなく
 
もちろん自分も採っていく
 
年寄りは朝が早い
 
ウチで新聞を取りに行く頃には
 
すでに持ち場を一回りして帰って行く
 
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そのばあちゃんに悪気があるわけではない
 
しかしケチな私は少し面白くない
 
それがついに今年は
 
ばあちゃん あまり出歩かなくなった
 
そうなったらなったで寂しいもんだ
 
考えてみれば
 
ボリボリも松茸も いつもばあちゃんがくれたのに
 
もう今年から食べられない
 
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秋明菊が咲いた
 
 
白しかないのが寂しくて
 
ホームセンターで見たピンクの秋明菊を 
 
 買おうかどうしようかずいぶん迷った 
 
 迷って迷って結局買わずに帰ってきたら
 
 ウチの庭の片隅で咲いていた
 
 
   去年きっと   
 
 
ホームセンターで
 
迷って迷って買った・・・のかもしれない
 
あ~あ 
 
私にも確実に老人力がついている