夕食に ラーメンを茹でて 今まさに食べようという時に電話が鳴った
昨年 漬け物を買わせていただきました○○です と始まった電話
昨年の今頃 ミニグルメ君のコーナーで紹介してもらったおかげで
兵村味工房では漬け物の注文をたくさん戴き 市内のあちこちに配達をしました
お届けしたお客様には 自分の名刺を渡してきます
工房には いつも人がいるわけではないので 自宅へもこうして電話がかかります
今 どんな漬け物がありますか?
お値段はおいくらくらいですか?
いつ頃 届けていただけますか?
家に使わなくなった漬け物石がありますが 持って行っていただけますか?
などなど お話が続きます
ちゃんと受け答えをしましたよ
誠心誠意心を込めて 感謝を込めて
笑顔を絶やさず(電話の向こうにも伝わりますから)
お話ししました
ただね ごめんなさい ホントにごめんなさい
心の中は ラーメンがのびそうで気が気じゃなかったの私
だからね 受話器を置いて 慌ててラーメンを食べて
ふ~っとお茶を飲んで ドラマを一本見ているウチに
電話をくれた方の名前が・・・
すっかり 記憶の引き出しから抜け落ちてしまいました・・・
あ~~どうしましょう・・・
わかっているのは電話機に残された番号だけです
お話ししている時には去年も配達に行った家だから 耳に馴染みがあったのに
今になると 全然それが出てこない
たった何時間か前のことなのに・・・
ど忘れだろうか? それとも思い出せないのか?
素直にもう一度訊くか? なんて訊く?
次回 なんと言って電話をかけたらいいの?私・・・