田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

電話はラーメンの後にお願いします

夕食に ラーメンを茹でて 今まさに食べようという時に電話が鳴った
 
昨年 漬け物を買わせていただきました○○です   と始まった電話
 
昨年の今頃 ミニグルメ君のコーナーで紹介してもらったおかげで 
 
兵村味工房では漬け物の注文をたくさん戴き 市内のあちこちに配達をしました 
 
お届けしたお客様には 自分の名刺を渡してきます
 
工房には いつも人がいるわけではないので 自宅へもこうして電話がかかります
 
今 どんな漬け物がありますか?
 
お値段はおいくらくらいですか?
 
いつ頃 届けていただけますか?
 
家に使わなくなった漬け物石がありますが 持って行っていただけますか?
 
などなど お話が続きます
 
ちゃんと受け答えをしましたよ 
 
誠心誠意心を込めて 感謝を込めて 
 
笑顔を絶やさず(電話の向こうにも伝わりますから)
 
お話ししました
 
ただね ごめんなさい ホントにごめんなさい  
 
心の中は ラーメンがのびそうで気が気じゃなかったの私
 
だからね 受話器を置いて 慌ててラーメンを食べて
 
ふ~っとお茶を飲んで ドラマを一本見ているウチに
 
電話をくれた方の名前が・・・
 
すっかり 記憶の引き出しから抜け落ちてしまいました・・・
 
あ~~どうしましょう・・・
 
わかっているのは電話機に残された番号だけです
 
お話ししている時には去年も配達に行った家だから 耳に馴染みがあったのに
 
今になると 全然それが出てこない
 
たった何時間か前のことなのに・・・
 
ど忘れだろうか? それとも思い出せないのか?
 
素直にもう一度訊くか? なんて訊く?
 
次回 なんと言って電話をかけたらいいの?私・・・