田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

承認欲求の話

昨日

美味しいランチに行くときに 

ラジオから人生相談が聞こえてきた

相談者は30代の女性

2歳と4歳と10歳の子供が居る

自分は仕事もしていてボランティア活動にも忙しい

だから旦那様の食事をきちんと作ることが難しい

旦那様はため息ばかりついている

旦那様から妻としてはあきらめられている

このままではいけないと思うが自分のことも旦那様にわかって欲しい

この先 旦那様との関係をどんなふうに築いていけばよいか?

というような内容だったと思う

ん?これって私に似てるかも!

とにかくいろんなことに首を突っ込んで家にいないから

そりゃあダンナは面白くないと思うけど 

今の季節くらいは自由にさせてよと思ってみたりしてね

回答者の先生の話がまた何かすーっと私の中に入ってきたの

 

ボランティアに夢中になるのは 家で何をやっても褒めてもらえないのに

外で同じことをしたらメチャメチャ感謝されたり

すごいねって言われたりして気持ち良くなるからだって

そうそう!そのとおり!

私も同じ!

家の君主であった祖母から

お前はダメな子!

いつも叱られながら育てられ

祖母の威力が弱くなってやれやれと思っていた高校生の頃には

母親に

あんたなんか何もできない この先どうするの?

とダメ押しの言葉をいただき

だからいつも いつも 

認められたい 認めて欲しい

と生きてきた

ところが結婚しても同じような状況は続くわけで

何か失敗すると

バカだのボケだのと罵られ

頑張って頑張っているのに認めて貰えず

そんな不遇の時代が長かったわけさ

私に自信をつけてくれたのはエビちゃんとの出会いがあったからだなぁ~

エビちゃんは私が断っても断っても 

味噌づくりの講師をやれといってきたんだなぁ~

あきらめたかと思った一年後くらいにまた言ってきてね

けっきょく引き受けざるをえなくなったんだけど

今の活動の原点がそこにあるんだ

 

話がそれちゃった

人生相談の回答のつづきがあるの

あなたはまだ若い まだまだこの先何十年も生きるのに

手のかかる子供もいるのに

ボランティア活動はまだ早いのではないか?

旦那様と仲良くしたいなら

今は旦那様のために時間を使ってはどうか?

という回答でした

 

そうか私にはもう手のかかる子供も居ないしね

もう何十年も生きてきたしね

やっぱりあちこち出かけていって

みーさんありがとう 今日も楽しかった

といわれて気持ち良くなろう

と改めて思った次第です