田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

断れない私

何かを頼まれれば 大抵のことは引き受ける私

私は依存体質で すぐ人を頼るから

反対に頼られると 頼る側の困った気持ちが とてもよくわかるから

大抵のことは引き受ける

今日の頼みの電話は

海外へ家族で2週間ほど出かけるので

留守の間3日に一度くらいでよいので

猫にエサと水をあげに通ってもらえないか

という内容だった

あららそれは猫ちゃんがかわいそうだ

以前も冬に そこの家に

遠くの人が猫にエサをあげに通ってきたのを知っている

遠くから大変だなぁと思ってみていたけど

その人にも断られたのか

まあ比較的近い私に言ってきたのだった

でもあそこの家は通りから家まで遠いんだよね

雪でも降ったら 新雪の中をヒイヒイ言っていくのか

それはイヤだなぁ

猫をうちで預かろうか?

いやいややっぱりダメだ

孫が猫アレルギーだもの

やっぱり通うか

電話を切ったり 思い直してまたかけ直したりして

悩みながら

けっきょくは引き受けたんだけど

それをそばで見ていた娘が

なんも家族で海外に行くお金があったらペットホテルに預ければいいのに

というので

ホントだね~

そのとおりだね~!

そもそもこの寒い中で暖房もない家においていくなんて

途中で弱ったりしたらどうするの?

そんなんでペットを飼う資格あるの?

何か 内側から感じていた怒りを娘がうまく代弁してくれたようで

そうだそうだ!断ろう!

とカッカしながら電話をかけた

ら 出ないもんだ

ショートメールなら言いやすい

娘の言った言葉をそっくり打ち込んで送信した

そしたらしばらくしてから

五千円お渡ししようと思ってました

と返信がありました

なにかね ここは怒るべきところなんだろうけど

呆れちゃって

それよりも自分が断れたことが嬉しくて

嫌なことは嫌って言えるようにならないとダメだね~~

3歳の孫を見習って

ときどき言ってみよう

やだもん ってね♪