田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

ネコの話

みーは子供の頃から いつも身近にネコがいました
結婚してからも 納屋に住み着いたネコ もらわれてきたネコ…など
ネコとの縁は切れたことがありません 

それが3年前に 1匹いたネコが死んで その年の秋から冬にかけては
ネコのいない生活でした すると 納屋に置いてあった大事なお米が
ネズミの餌食になり 大変なことになりました

それからネコをくれる人がいないか と考えていました
「可愛がって下さる方へ差し上げます」という
メッセ-ジ付きのネコちゃんはあちこちにいますが
みーがほしいネコの理想は 
冬の寒さをものともせず 納屋に住み
ネズミを捕らえ 逞しく 人に媚ない孤高のネコ なのです

ある時 いつも行く美容室で カットをしてもらいながら
おしゃべりしていると 野良猫の集団に困っているというのです
ピンときました
理想のネコだ! それ 捕まえられたらほしい! とお願いしました

そして忘れかけていた頃 小さな籠に入れられた1匹のネコが我が家へきました まだ大人になりきれていないネコで いきなり外に出すにはかわいそうで
慣れるまで家に置くことにしました
納屋で飼うには1匹だけでは寂しかろうと また捕まったらお願いします 
と頼みました

それから暫くして2匹目が 大きな籠…というか捕獲用の籠に入れられて
やってきました それは親ネコで 私の理想を通り越して孤高すぎました 
家の中に放したものの 人を警戒して そばに行くと 今にも飛びかかる勢いで威嚇します 怖いので早々に外へ出しました

暫く姿が見えませんでしたが 納屋にえさを置いておくと食べるようになり
餌付け成功です 2号と名付けました
それから母が ウチのも1匹連れて行ってよと 3号が増え
妹が 捨て猫を拾い育てていたのを連れ来て 4号まで増えました

最初に来たネコは すっかり家の中で君臨しています
ヒラリークリントンさんから名前を戴いて ヒラリー…でしたが
大統領になれなかったので 今はただの ひらりちゃん

外のネコは理想通りの活躍をしてくれています
作冬は お礼に 寝る前に毎日湯たんぽを運んで寝床に入れてやりました
でも今年は寝床がどこにあるのかわかりません
さすが孤高のネコたちです 今年も頑張ってもらいましょー