田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

8割の労働

世の中はコロナで自粛の日々だが

ありがたいことに農作業は例年と変わらず

季節の移ろいとともに忙しさを増している

ハウスの苗の管理、田んぼに水を入れて歩く、止めて歩く

野菜の種を蒔く、苗を植える、水をやる

ハウスを開けたり閉めたり

毎日確実に1万歩以上歩く

 

昔近所のおばさんに言われた

女は家の仕事があるのだから、10割の体力があるなら

外では8割の労働をして2割の体力は家事のために残しておくんだよ

そんなものか とそのときは思った

嫁いだときから 家に女は私一人だったから あたりまえのように

家事は全部 私が一人でやってきた

それが当然だと思っていた

朝ご飯を食べれば昼ご飯ことを考え 昼が終われば夜のことを思い

いつ買い物に行こうか?今日は畑のアスパラを見に行く時間があるだろうか?

なんてことばかり考えてずっと外仕事をしていた

それが今年は違うのだ

娘が家にいて (この状況で仕事探しも厳しい)

家事一切を引き受けてくれている

結婚以来40年あまり 何の疑いもなくやってきた家事が

今 私の手を離れた

なんと なんと楽ちんで快適なんだろうか!

おかげで私はこの頃 外で思いっきり10割の体力を使っている

あ~仕事に打ち込めるってこんなにいい気持ちなんだなぁ~

明日も頑張ろうっと!