世の中はコロナで自粛の日々だが
ありがたいことに農作業は例年と変わらず
季節の移ろいとともに忙しさを増している
ハウスの苗の管理、田んぼに水を入れて歩く、止めて歩く
野菜の種を蒔く、苗を植える、水をやる
ハウスを開けたり閉めたり
毎日確実に1万歩以上歩く
昔近所のおばさんに言われた
女は家の仕事があるのだから、10割の体力があるなら
外では8割の労働をして2割の体力は家事のために残しておくんだよ
と
そんなものか とそのときは思った
嫁いだときから 家に女は私一人だったから あたりまえのように
家事は全部 私が一人でやってきた
それが当然だと思っていた
朝ご飯を食べれば昼ご飯ことを考え 昼が終われば夜のことを思い
いつ買い物に行こうか?今日は畑のアスパラを見に行く時間があるだろうか?
なんてことばかり考えてずっと外仕事をしていた
それが今年は違うのだ
娘が家にいて (この状況で仕事探しも厳しい)
家事一切を引き受けてくれている
結婚以来40年あまり 何の疑いもなくやってきた家事が
今 私の手を離れた
なんと なんと楽ちんで快適なんだろうか!
おかげで私はこの頃 外で思いっきり10割の体力を使っている
あ~仕事に打ち込めるってこんなにいい気持ちなんだなぁ~
明日も頑張ろうっと!