田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

ブログじゃないと書けないこともある

最近 なんでもFBにアップしていたけど

親族と繋がりすぎて困ったもんだ

 

昔ね 若い頃ね 子供が高校生くらいの頃かな

子供に手がかからなくなってきて 

とーさんと

二人でたまにドライブなんか行ったりできる余裕ができたりして

途中でね どこかで何か食べようかって話になるんだけど

お金の余裕はなかったからね もうそれがもったいなくて

コンビニで何か買ってすまそうよ

って私が言うのね

コンビニに行くんだけど

お弁当の棚の前ですごく悩むわけさ

確かあの頃 コンビニのお弁当って高級で

今はいろいろ種類も豊富だけど

確か1個800円くらいしたと思うんだ

それはどうしても買えなくてねえ

農家なのに ご飯を買うってことが とてももったいなく感じてたんだよね

おにぎりにしようか いやいや これもご飯だもの もったいない

お弁当はダメだ これだけお金があったら何食分の食材が買えるか

と思って棚の前でウロウロぐちぐち悩むのさね

それで何かブリトーみたいなもの買ってすませたりしてたなぁ

 

明日は帯広で豚丼を食べるんだ

 

ずいぶん偉くなったもんだねあんた

躊躇せずのれんをくぐれるようになったもんね

あの頃の気持ち思い出してかみしめて食べてこいよ

でも思うよね

お金が幸せの基準ではないってことを

もう少し早くに気がついていたら

もう少し早く幸せになれていたよね

まあいいか

今はそこそこ幸せだからさ