田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

謎の年賀状

年賀状が毎日届く
 
うら おもて印刷のみでも それなりに嬉しい
 
一言添え書きがあると かなり嬉しい
 
全部手書きだと ほほ~~ と感心する
 
今日 ほほ~~と感心する年賀状が届いた
 
電話番号も書いてある 携帯番号も書いてある
 
しかし・・・差出人に見覚えがない
 
誰?
 
誰この人??
 
う~~~ん
 
私の住所も名前も間違えない 間違いなく私に宛てたものだ
 
文面はごくありふれた謹賀新年 と 決まり文句
 
相手を特定する手がかりがない・・・
 
う~~~ん
 
そういえば 同級生にこんな名前の人がいた!
 
でも特に親しかったわけでもなく
 
卒業後も会ったことがない
 
数年前のクラス会の時にも彼女は来ていないし
 
年賀状をくれる理由がわからない
 
家族は「新手の詐欺かもしれない気をつけろ」などと言う
 
詐欺師は こんなに丁寧な手書きの年賀状は書かないでしょ 効率悪いし
 
気になる
 
気になる
 
同級生が新たな商売でも始めてカモを捜しているのか?
 
気になる
 
気になる
 
電話番号が書いてあるんだから 思い切って電話しよう
 
「もしもし~三浦百恵ですが桜田淳子さん?」(もちろん両方とも仮名だ ちなみに私が三浦)
 
「はい桜田ですが」(彼女は旧姓のまま 私は名字が変わっている)
 
「年賀状有り難うございました  失礼ですがあなた同級生の桜田淳子さん?」
 
「は?三浦さん? 三浦・・・三浦・・・ 百恵さん??   あ~ハイハイ出しました 年賀状ね!」
 
「どうもね でもどうして突然?」
 
「あ~三浦さん クラス会の幹事さんだったから 住所変わったのでお知らせしておこうと思って」
 
「あ~そういうことでしたか~ わざわざ有り難うね~」
 
「でも名簿には載せないでね~」
 
う~~ん・・・