田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

良かれと思ってやることも

7ゴミステーションが

ひどくカラスに荒らされることがあったので

ガジガジの石だらけの場所に やっとこさ杭を打って 

上からバサッとネットをかけた

そのネットが邪魔でゴミを置きづらいと言ってる人が居るよ

と 風の便りが伝えてくれた

だから水曜の朝は誰よりも早く ゴミステーションへ行き

ステーション前を歩きやすく除雪をして 

ネットに積もった雪もよける

毎週必ず 回収されないゴミがある

分別されてないゴミだったり

一週おきに出すように決まっている色の袋が毎週でていたりする

それを持ち帰って次の週まで家で保管したこともあった

自分の家から有料の袋を持参して それに入れておいたこともあった

誰が見ていなくてもいいことをしたあとは気持ちがよい

などと私は思えない

体は広いが心は狭い

毎週毎週同じことが繰り返されると腹が立つばかりだ


大雪が降って 市道から家までの道の距離が長いと

自分のところの除雪が間に合わなくて 市道に車を停めている

停めているくらいなら まだいいのだ

それが長く駐めているようになり

しまいに反対向きに駐めているようになった

車に雪が積もるとテールランプだって見えなくなるのに

反対向きだと 車の前側には光るものもないので見づらくて危険だ

と 夜中に仕事に行くとーさんが言う

危険だと思ってるのはとーさんなのに

それを私に言えという

優しく優しくわかりやすく 気を遣って メッセージを送った

引っ越しを考えています

と返事が来た

あ~木戸道が長くてそこは大変だもね

と返信したら

今回の苦情が大きかったです

ときたもんだ


私はただ みんなが この地で気持ち良く暮らして欲しいだけなのに


この村に 若い嫁が来たと喜ばれ チヤホヤされたのは遠い昔

いつの間にか私もここで長老になってしまった

昔の長老は えばってたなぁ~

その人たちがちょっと苦手だったけど

自分がその年齢になって分かることもあるもんだ

ピロリの除去をしたから

もう胃に穴のあくこともあるまい

太い体より太い神経が欲しい