収穫の秋に思うこと
長年農業をしていると、過去にもいろいろありましたが、
長年農業をしていると、過去にもいろいろありましたが、
今年はまたひとつ記憶に残る年になりそうです。
お客さんにお米を配達するたびに
「大丈夫だったのかい」と心配してもらいました。
次から次へ災害がありすぎて、
お客さんがいつのことを言ってるのか一瞬考えるほどでした。
我が家の経営の二本柱である米とソバは
どちらもかなりの生育不良で
ついに挽回できぬまま秋が終わりそうです。
ソバはあまりに収量が少ないためにたちまち終盤戦。
稲は生育が遅れているので順調な年なら、
とっくに終わっているような時期から稲刈りが始まりました。
終盤には雪の予報が気になります。
露地の作物はおおかたが不作だったものの
ビニールハウスの野菜は今年もたくさん食卓を賑わしてくれました。
春一番のアスパラに始まり、
待ちに待ってきゅうりが実りトマトが赤くなり、
友人から預かったハラペーニョもたくさん実をつけました。
まだまだ収穫が出来そうではありましたが、
また台風が来るというので予定より早くビニールを剥がしました。
なんだかいつものような充実感を感じられぬまま今
年の秋は終わりそうです。
せめて怪我などしないよう
最後の大仕事である稲刈りを終わらせたいと思っています。