田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

兵村の6時50分の物語

みーたちが作るお豆腐の袋には 元気な男の子の顔と
 
「兵村の6時50分」という文字がプリントされています
 
三升漬けにも同じデザインのラベルが貼ってあります
 
何故6時50分なのか・・・
 
似てるけど 「江頭2:50」 とは関係ないのよ さゆっぽさん(笑)
 
実は 以前 「3時10分」 というネーミングの商品もありました
 
10年間続いた 趣味の会から いよいよ起業化するというときに 
 
一人のデザイナーさんを紹介されました その人は
 
田舎では見たことのない人種でした
 
いわば サムライ芸術家 という感じ イメージカラーは緑 です 
 
 
 
当時 サムライ氏に何度か足を運んで頂き 
 
パッケージのデザインを決めるための会議がありました
 
あの頃 私達は 
 
あれも作りたいこれも売りたい と 夢と希望に充ち満ちていました
 
その内容と言えば 豆腐に味噌に漬け物に・・・お菓子 お弁当 お総菜
 
まだ売ることの厳しさを知らない私達の話に じっと耳を傾けて
 
サムライ氏は 一つの提案をしてくれました
 
「商品の向こう側に 物語りが見えるとといいんですよ 
 
兵村という村で お母さんが手間暇かけて 作ったものがここの商品なんですよ
 
手間をかけて時間がかかっておやつの時間が3時10分になってしまった 
 
だからお菓子には3時10分というパッケージ 
 
そして 夕ご飯は その遅れた分を取り戻そうと頑張って作ったら 7時より早くでき
 
たよ だから6時50分 総菜には こんなイメージでどうでしょうね?」
 
 
兵村の6時50分 というデザインは こうして誕生したのでした
 
 
 
これまで たくさんの人に助けて頂きながら 兵村味工房の活動は 
 
来月 満7歳の誕生日を迎えます
 
これまで有り難うございました
 
そして これからも どうぞよろしく お願いいたします