田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

夫の仕事 妻の仕事

夫は 冬になると 市道の除雪の仕事をしている
 
色々会社は変わったが もう20年くらいも この仕事を続けている
 
除雪の仕事は 交通量の少ない深夜の時間帯に動くことが多い
 
田舎道だと 雪の置き場はいくらでもあるが 街の中は大変!
 
家の前に雪を置くな! と怒る人  
 
どんな夜中でも 除雪車の音が聞こえると 外に出て立っている人がいるらしい
 
温かいコーヒーの差し入れをくれる・・・わけではない
 
除雪車が自分の家の前に 雪を置いていかないように 見張っているらしい
 
家の前に積もった雪を道路に出して自分の家の前だけきれいにしている人もいる 
 
除雪車の音がうるさい という苦情もあると聞く
 
様々な 人間模様が見えてくるようだ
 
除雪した雪は歩道と車道の間に溜まり 道幅も狭く 見通しも悪くなる
 
するとその雪をダンプに積んで 河川敷などに運んで捨てる 排雪 という作業もある
 
排雪作業は日中も行う
 
朝からの仕事の時は 妻はお弁当を作って持たせていた かつての話・・・
 
今の会社に変わってから夫はお弁当を持たない
 
まわりが誰もお弁当を持って来ないから というのが理由
 
一度聞いたことがある
 
「若い人が多い会社なの?」
 
「いや 年配が多い だから弁当なんか作ってもらえないんだろ・・・」と夫
 
妻は思う
 
あら~ お弁当くらい作るのに
 
ラーメン代 もったいないでしょ!