田舎に生きるふつうのおばさん2

北海道の田舎で農業を営むおばさんです

少しずつ進化しているニシン漬けの記録

前日に 米のとぎ汁(または米糠)に身欠きニシンを浸けます


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前の夜に浸けて 朝に引き上げるのでは早すぎる気がします

せめて昼くらいまで 浸けて 軟らかくなるまでおく方が良いと思います

旨みが抜けてしまうのではないかと心配する方がいますが 

完全に軟らかくならないうちに引き上げてしまう方が

問題がある気がします

漬物にしたときに生臭かったりえぐみが残っていたりするのは

身欠きニシンがきちんと戻っていないせいではないかと思います

私はいつも 2斗樽で漬けます

身欠きニシンは一箱使います

一合の米に900CCの水でおかゆを炊きます

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触れる程度に冷めたら糀500gを混ぜます

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暖かくして一晩おくと トロトロになります

が今回はこの年末ですからね~

待ってられないので

朝混ぜて 保温して 午後には使ってしまいました

身欠きニシンは 水で洗ってから

頭とヒレを取って切る

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具は他に人参3本くらい 切り昆布20g 生生姜好きなだけ

種を取った唐辛子


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おかゆ糀と混ぜて重さを量ります

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具 3kg

大根皮をむいて 量ります

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    大根 4,2kg

キャベツ 芯を取ってたっぷりの水に浸けて洗う

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水が滴るキャベツをそのままボウルに入れて水ごと重さを量る

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キャベツ 4,5kg

具3000+大根4200+キャベツ4500=11700 11,7kgです

塩の量を決めます

赤穂の天塩なら2,5~2,7%

精製塩なら2,3~2,5%

1170×0,025=292 292gの塩をはかり 一つかみ残して

具に混ぜます

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私は大根の下漬けはしません

一度に漬けます

大根は鉛筆を削るように斜めに薄く 大根をまわしながら切って

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樽に入れ

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キャベツを刻み

具を入れて

を繰り返し

キャベツを入れたボウルに残っている水も入れる(キャベツから滴った水

のことです

300ccくらいはたまっている感じです

それも重さのうちです

その水を入れることで重石をしたあとの水の上がりがよいと思います)


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一番最後はキャベツで 覆う 

残してあった一つかみの塩を上から振って

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しっかり重石をする

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漬物は出来るだけ水が早く上がることが

美味しくなるポイントだとおもいます

おせち料理に飽きた頃に食べ頃かしら

押し蓋の上まで水が上がったら重石を軽くしてください

重石は必ずのせておきます

いつも漬物が漬け汁の中にある状態で置いてください